岩手大学さん13人のボランティア!!

五味教授と理事の現大学生理事・吉田雪希が引率!

· 陸前高田,レッドカーペット・,椿物語,被災地,ボランティア

2021年12月11日 <岩手ダイハツ販売さんの椿畑を冬対策と追肥>

朝10時〜15時まで、岩手大学さん13人、12人は女子学生さんと、1人は男子学生さん、そしてなんと共同研究を昨年度にやった五味教授までもが、岩手ダイハツさん畑の冬対策をボランティアにバスで来られて作業をしてくれました。

レッドカーペットプロジェクトの理事であり、岩手大学三年生の吉田雪希も確りとサポートして、冬対策の一番、力が必要な仕事をだいたい終えました。

岩手ダイハツさんの畑は一番最初の植樹をした畑です。しかし、植樹後に24年以上ぶりの-10度以下が続く激しい低気温になり地面も草も無く凍って行き、根がやられました。3月は台風のような強風が吹き荒れて椿は沢山倒れて行きました。そして5月〜6月はこの地域観測史上初のこの季節から30度超えが何日も続き、雨も降らないと言う過酷な状況となり水をまいても、まいても、追いつきませんでした。そしてさらに7月後半〜8月後半までは雨続き、観測史上初の降雨量は、なんと岩手県は日本一の降雨量となり、根腐れが多発しました。「観測史上発」が2回もきました。

多くの椿が死に絶えました。シンボルツリーも弱り果ててしまいました。来春に二本追加して支え合うシンボルツリーにします。

数少なく生き残った椿は、今沢山の蕾を付けて、年明けを待っている状態になっています。大事に守るために、堆肥と土と藁がほどよく混じって、フカフカの物を根本に凍らないように、そして栄養も取れるようにと、作業をしました。この堆肥は陸前高田市の小山造園業の小山社長が使ってと運んでくれて頂いた物です。ありがたいです。小山社長は高田松原保存会の副会長です。

被災土地は地質も悪く、土壌改良しようとすると何百万、いやもっと上の桁がかかるのですが、何と・・吉田雪希が沢山のミミズを岩手ダイハツさんの畑で見つけました。

とても良い兆候です。来年はさらにこの畑に植えて行きたいと思いますし、枯れた椿の入れ替えもしたいと思います。

岩手大学さん、ありがとうございました。五味教授もづっと作業していただいて感謝です。農学部の女の子が運搬車の運転を楽しそうに・・・休憩時間は椿茶を飲んで頂いて、手土産に椿茶と椿米菓を手渡しました。

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